ベルク・ブルックナー [コンサート]
連れあいは、本日より明日まで出張。まぁ、つくづくお疲れ様なことですなぁ・・・。
昨日は、定時にオフィスを出て、秋葉原のソニーのサービスセンターへ。PDA二度目のご入院。
まったくのぉ・・・。
その脚で、御徒町まで行き、軽く食事。蕎麦屋、今ひとつ。
そういえば、日曜日、チャプチェを作ったときに、左手の親指を包丁で切断!なわけはなく、指先を結構深く切ってしまい、日常生活、色々と難儀。「親指」とは、よく言ったもので、確かにやることなすこと、何かと不如意。親指の爪が先から三ミリほど切れてしまっておりますよ。妙なところで、爪の機能を確認。
ホールへ。結構な入りですね。
ベルク : 管弦楽のための三つの小品
やはり、実演に如くはなし。実演原理主義者なのかもしれないけれど、やはり、クラシック(に限らず、PAの入らない演奏形態全般)は、実際の演奏を聴くのが一番だと思う。
予習時、なんだか、もやもやしていたのが何となく整理された感じ。とはいえ、やはりこういう無調の音楽はなじめまへんなぁ・・・。
休憩。以前予約していたチケットの引き取り。
宮本文昭氏のラストコンサート、マエストロ・大野のコンサート二日分、蒲田でのマエストロ・金のコンサート、都合四枚。
7月は、コンサート6回の予定。う~む。
後半、ブルックナー交響曲第九番。
第一楽章の出だし、なんか、ちょいと違和感あるも、やはり、ぐっと来るものがありますなぁ。
一時間強の長さを感じさせることのない演奏でした。
とはいえ、個人的には、前回の第二番の方が楽しめました。まぁ、初めて実演を聴く曲でしかも、ホールがサントリーホールだったということもあるのでしょうが。
昨日の、第九番はオケとして水準通りの演奏という感じか?
思うに、マエストロは非常に合理的な人であり、あまり神経質なところがないのではないかと思った次第。マエストロ・ベルティーニとは(当然のことながら)タイプが違うのでしょうね。
で、合理的であるが故に、あまり細部にはこだわらない、オケの自主性に任せると言うところか。で、ブルックナーのような緻密に作られた曲(まぁ、べつに、ブルックナーだけが緻密に曲が作られているというわけではなく、これまた、私の思いこみなのだが)の場合、その辺の若干の齟齬が目立つときがある、という具合か?
・・・。な~んちゃってね。
などと、好き勝手なことを考えたりしていると、自ずと、聞こえ方も違ってくるのでしょうなぁ。
色々、ぐたぐたと書き連ねましたが、おおむね満足した演奏会でした。
終演後、マエストロからサインを頂く。よぅやるわ、私も。
思いのほか、早く終わったので、すわと、大塚・江戸一へ。
実は、湯島「EST!」の渡辺さんのインタビュー記事が、「週刊エコノミスト」(毎日新聞社)の先週号に載っていたので、そのコピーを届けに行かなきゃと思っていたのでした。
喜んでいただけて、何よりでございます。
半世紀を超える、渡辺さんのバーテンダー生活の、今まで知らなかったことがわかって興味深い。誰か、渡辺さんの伝記というか、「EST!」のことを本にしないかなぁ・・・。
時間も時間だったので、お銚子三本ほどで切り上げ、その後、ご近所バーまで行き、帰る。
月曜日ではありましたが、なかなか充実した一日でございました。
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