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本番終了:いやはや、これはなかなか:マエストラ・ファレッタ [コンサート]

 午後から、長~い打ち合わせ。

 某業界有力誌の編集長と、夏の特集に関するタイアップの打ち合わせ。

 まぁ、打ち合わせというよりは、放談・漫談・閑談という感じか。

 本来は、先方が一席設けますということだったのだが、三時間超の打ち合わせ終えて、そそくさとホールへ。

 まぁまぁの入りでしょうか。

 一曲目は、モーツァルトの「ノットゥルノ」。確かに、四つの小オーケストラが配置されている。

 演奏は、音源で予習していた演奏(今、CDが手元にないのでプレイヤー不明ですが)と比較すると、ドライ(?)合理的(?)な感じか。

 しかし、視覚的な効果も相まって、なかなか楽しめました。最後のTRIOは、なるほど、各パートごとに演奏する、と、そういうわけですね。

 

 引き続き、チャイコフスキーの「モーツァルティアーナ」。ソロコンマスのソロも素晴らしく、また、クラリネットのカデンツァも素晴らしい。

 休憩、如例。

 しかし、ウィスキーという嗜好品を扱っているホールの割に、煙草という嗜好品には冷たいのねぇ~。まぁ、グラス持ったまま、喫煙所に行くのを許してくれるのは、うれしいが。

 休憩後の最初の曲。イベールの「オマージュ・ア・モーツァルト」。これは、素晴らしい演奏。弦・管共に、そのもてる実力が遺憾なく発揮された演奏では?出だしは、ちょっと「あれ」だったような気がするが、耳の錯覚か?

 しかし、演奏時間の長短と、演奏の質は関係ない。きらびやかな音を聴くことができました。

 で、ラストのモーツァルト「交響曲第39番」。これは、非常に良かった。マエストラのもつ特徴、特長(?)を知ることができた演奏だったかもしれない。

 非常に、ドライ、合理的、でも、軽やか。

 冒頭の、「ノットゥルノ」もそうだけれど、イタズラなロマンティシズムを排した、機会音楽としての本来の姿はこうだったのかなぁ・・・、当時のシンフォニーの受容のされ方はこうだったのかなぁと、思わず考えさせられ・・・、ることはなく、ひたすら楽しく聴くことができました。

 いや、ほんとに、マエストラいいかもしれませぬ。

 終演後は、サインをいただきに。

 途中、プレイヤーの方にご挨拶。お疲れさまでした。

 マエストラのサインを待つ列に並んでいたら、ソロコンマス殿が。これまた、お疲れさまでした。

 「今夕のプログラミング、非常に興味深うございました。」とマエストラに話したら、「然り、然り!」と。

 まぁ、来週のプログラムも、楽しみですが。

 帰りは、スタッフの方と途中まで。相変わらず、おしゃれですなぁ・・・・。

 「今日みたいな曲が合ってるのかも。」とのことでしたが、なるほど、と合点。

 乗換駅で、ソロコンマス殿からメール。ふむふむ、なるほど、と。

 来週の演奏会も楽しみになりました。

 来週の演奏会を聴いてみないと、何とも言えませんが、是非また来て欲しいマエストラでございます。


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