コンマス・リサイタル。素晴らしい演奏会でした。 [コンサート]
当楽団の、コンサート・マスターのリサイタル。
演目等は、先日のエントリーに記したとおりだが、念のため。
テレマン 「12のファンタジー」より 第一番 変ロ長調・第四番 ニ長調
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第一番 ト短調
タルティーニ 悪魔のトリル(無伴奏版)
クライスラー レチタティーボとスケルツォ・カプリース
山本友重 ラプソディ
イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第六番 ホ長調
昨夕は、関西のテレビ局の取材があり、その立ち会いが長引き、結構ぎりぎりでホールに到着。
席は、恐怖の二階席最前列正面席でございました。
オケ・打楽器のけいこさんにご挨拶。
うぅっ、苦手です@高所恐怖症。
と、一転、演奏のすばらしさに引き込まれる。
普段は、オケばかり聴いているので、どの曲も初体験なのだが、演奏のすばらしさは、自ずと分かります。
どの曲も、演奏が進むたびに、緊張感というか、高揚感が高まるのが、心地よい。
コンマスは、技術だけではないといいますが、やはり技術の裏付けは必要でしょう。というか、きわめて、高度で優美で、そして、音楽性のあふれるプレイヤーをコンマスに頂いているオケを聴くことが、どんなに幸せか、時に緊張し時に陶酔しつつ、そんなことを感じました。
休憩は、ソロ・コンマス、ソリストのご親族と、話をしたり。
で、休憩後のクライスラー。これは、素晴らしかった。曲そのものに含まれる、曲想とそれに併せてソリストに要求する技巧を、存分に楽しむことができました。
さらに、ソリストのオリジナルの「ラプソディ」、リリックで、何となく懐かしい感じでいて、時にモダンな感じのする曲。ソリストご本人も、緊張しつつ楽しんで弾いてらっしゃるようで、こちらも楽しい。
曲想、ソリストの人柄がうかがえる、マイルドで時にエッヂの立った響きが趣深い。
最後の、イザイも、掉尾を飾るにふさわしい演奏でした。
ご招待いただき、誠に、光栄な演奏会となりました。
(本エントリー、後に続く、かも。)
こんばんわ!真鯉です。またもニアミスでした(笑)。素晴らしい演奏会でしたねえ(^^)。もっと宣伝を上手にやれば、一層沢山の人に楽しんでもらえたのにと、それだけが残念(^^;)。友重さんが作曲されるのは全く知りませんでしたので、まあびっくりしましたが、「ラプソディ」聴きやすく、とても印象に残りました(^^)・・・もちろん他の曲もよかったけど(笑)。
by 真鯉 千水 (2006-06-24 22:28)
真鯉さん、こんにちは。
いらしてたんですか?!
う~む、接近遭遇だったのでしょうか。
いやはや、友重さん素晴らしすぎます。
素晴らしコンマス二人を擁するオケを聴ける幸せ、本日本番ですね。
by 酔仙亭響人 (2006-06-27 10:19)