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本日本番:指揮者の役割 [コンサート]

 風邪は何とも、わけのわからない感じで推移し、また、年休の取得の「義務j」(なんじゃそりゃ?)もあり、本日は休暇。

 とはいえ、午後から、なにやら用件が立て込み、前半のオーボエコンチェルト聴き逃す。

 今から考えると、ちょっと痛恨事だったかも。

 

 本日の演奏会、指揮者の機能、というか、役割というか、その辺を考えさせられる演奏会でした。

 演奏会というと、聴き手が、指揮者を媒介として、オケと対峙する場という気がするのですが、今日は、なんだか、その指揮者の意図がよくわかりませんでした。

 ブルックナーのシンフォニーというと、聴き手(というか私自身)、なにやら、思い入れがあるわけで、その辺が、あまり充足されなかったかなぁ、という、誠に以て勝手な印象。

 もちろん、演奏は、良かったと思います。「良かった」と簡単に言えないのでしょうが、大きな破綻もなく、過ぎていきました。

 しかし、ブルックナーのシンフォニーという、細かな部品を使って、壮大な構築物作っていくという、そういうプロセスを目の当たりにするような、醍醐味をあまり感じることができなかったような気がします。

 オケ(コンマス・各パートの首席・トゥッティのプレイヤー皆さん)の、機能・性能・自発性を充分に感じることのできた演奏会だったと思います。だって、あれだけの、込み入った曲を、大きな破綻無く聴かせてくれたのですもの。

 もちろん、指揮者の方は、リハーサルの数日間、色々と思いを伝えたのかもしれませんが、そのあたりが、今ひとつよくわかりませんでした。

 別に、マエストロ・ヴァントのような、マエストロ・朝比奈のような、お年を召したマエストロでないと、ブルックナーは楽しめない、などと言うつもりは、ありませんが・・・。

 指揮者、シス@スターウォーズじゃないんですから、指揮者をするのであれば、しばらくは、タクトを使って、指揮をした方がよいと思いました。

 あと、興に乗った「うなり声」も、あと15年くらい、我慢した方がよいのではないかと思いました。

 風邪の具合も、あと少し。寝ます。勝手、申し上げました、申し訳なし。


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